6月の尾瀬、2日目の夜からのスタートです。
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2022年6月2日(木)
0時、テントを開けるとそこにはまさしく満点の星空が広がっていた。
尾瀬ヶ原は山々に囲まれているから街の明かりが一切ない。
なので、普段なら見えない明かりの弱い星々までが綺麗に見える。
泊まった甲斐があった。
夜一回起きるからだろうか、山でやりがちなのが寝坊。
星空を撮った後また眠りにつき、明るくなりだす3:30に起きる予定だったのだが、目を開けたのは4:30だった。
明るくはなってきていたが、太陽はまだ燧ヶ岳の後ろに隠れていた。
狙い通り、ばっちりと朝靄が出ていて幻想的だった。
赤く染まっていく至仏山が美しい。
日の出は燧ヶ岳の裏からだがまだ見えない。
日の出前はまだ寒い。
景色も冷え冷えとしている。
下の大堀川で撮ったら綺麗かなと思い朝のお散歩。
日の出はまだかと何度も燧ヶ岳の方を振り返る。
下の大堀川に着く頃には周りはガスに包まれていた。
日の出はもう少しだ。
見どころスポットはまだ眠っている。
5:15、遅い日の出だ。尾瀬ヶ原に朝が来た。
だいぶ靄は取れてきたがハッキリとしない。
他のカメラマンもまだかまだかとファインダーを覗きながら待つ。
うん、この時間のベストショットだろう。
陽も昇ってきて撮れる画にも変化が無くなってきたのでテント場に戻る。
昨日歩いた場所なのに、時間や気象条件でこんなに違う顔を見られるから自然って奥が深いんだよね。
蜘蛛の巣や水芭蕉が朝日に照らされていて輝いていた。
竜宮十字路の富士見峠方面
池塘から靄が出ていた。靄って言っていいんだろうか、湯気?
テント場に戻り朝ごはんを食べて帰る支度をする。
雲一つない快晴だったのでもう少しゆっくりしたかったが、午後から天気が崩れるということで早めに帰ることにした。
これが正解で、尾瀬は分からないが午後に群馬県で雹や霰が降り凄い被害が出ていたよう。
見晴は見納め、燧ヶ岳に登りにくる時にまた泊まります。
下の大堀川は綺麗に晴れていました。
牛首分岐に戻って来る頃には人が増えてきました。
水が多い地区、またイモリ?サンショウウオ?を見つけた。
こやつは尻尾と足が赤く見えるからアカハライモリだろう。
海や川、池など水の中が見えるところはそう無いので、そしてたくさんの生物や花・葉が生息していることが新鮮だった。
逆さ燧は風があり朧げだが燧ヶ岳自体はハッキリとその雄大さを見せつけていた。
寂しいがもうお別れです。
至仏山荘まで戻ってきました。
時刻は9:00、今から尾瀬ヶ原に行く団体と帰る団体で混み合っていました。
気温は16℃まで上がりポカポカ、日差しが当たると標高が高いからすぐに日焼けする陽気でした。
さてここからは樹林帯、終わりを感じさせます。
昨日雪の上を歩いていたところは木道が出ていました。
誰かが掘ってくれたのだろうか。
途中で団体のすれ違い渋滞、平日で渋滞にハマるとは思わなかった。
まあ、これはみんな来たくなるよね。
10時、鳩待峠に戻ってきた。
最後まで天気が保ってくれて良かった。
鳩待休憩所の前に乗車券売り場があるのでそこで帰りの分を購入します。
乗り場の鳩待峠駐車場では売り場はないので気をつけましょう。
バスの乗り場は駐車場の上の部分になります。
バスの間隔は1時間に1回なので日差し避けがあるのは嬉しい。
ここからは至仏山がよく見えます。また登りに行きたいな。
今日も昨日に引き続き荷運び日和でヘリコプターが飛んでいました。
ここまでトラックで荷物を運び、そこから小屋までヘリコプターで運ぶんですね。
大変だ~。
タイミングよく、すぐにバスが来ました。
疲れていたのか出発してすぐに夢の中…駐車場までぐっすり眠っていました。
無事に尾瀬第一駐車場に到着。
ここから頑張って運転してお家に帰ります。
尾瀬ヶ原 6月 1泊2日ハイキング
水芭蕉が見頃を迎えた尾瀬は絶景の宝庫
天気も持ち、青空・星空・朝靄と見たいもの全てが見れた大満足の2日間でした。
日帰りでも十分楽しめるけど、私は泊まりをオススメします。
どの時間でも美しい顔を見せてくれる尾瀬、また行きたいな。
至仏山・悪沢岳・笠ヶ岳-2022-06-01 / びっきーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
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