登山の紫外線対策で必要不可欠な帽子。
帽子には色々な種類があり選ぶときに悩みますが、「登山に麦わら帽子はかぶっていっても良いのだろうか?」と考えたことはありませんか?
デザインが好きな方や、麦わら帽子が自分に似合う帽子だったりする方もいるでしょう。
そこで今回は、登山に麦わら帽子はかぶっていけるのかを説明しつつ、登山にかぶっていける麦わら帽子をご紹介します。
登山に麦わら帽子はかぶっていける?
結論から言うと、麦わら帽子は登山にかぶっていけます。
ただし、行く山やコースによっては麦わら帽子を持っていくと使えない・邪魔になる可能性が高いので、場合によって持って行くかを判断した方が良いでしょう。
その判断の材料になるよう、麦わら帽子のメリットとデメリットを見ていきましょう。
麦わら帽子のメリット
登山で帽子をかぶる大きな理由は日差しや紫外線から頭と髪を守ることです。
帽子の役割を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
麦わら帽子で日差しがカット出来るのは分かるけど、紫外線は隙間が空いているから防げないんじゃないかと思う方はいませんか?
実はその逆。
麦わら帽子は帽子の中で一番紫外線カット効果が高いと言われており、約90%のUVカット率があるとされています。
また、隙間が空いているので風通しがよく通気性が高いこと、そして何よりデザインがいいのが特徴ですね。
麦わら帽子のデメリット
麦わら帽子のデメリットの1つにかぶりが浅いことが挙げられます。
サイズが合っていてもかぶりが浅いと風で飛ばされやすくなってしまいます。
風の強い高山などでは、ドローコード(あごひも)を付けていても風が吹くたびに落ちてしまい、かぶっている意味がなくなるでしょう。
次に持ち運びが不便なことが挙げられます。
麦わら帽子はつばが広かったり、素材が硬めで折りたたむことが難しいため、かぶる必要が無いときにザックにしまうことが出来ません。
手で持っているのはあまりにも邪魔ですし、転倒した時に手を使えないので危険です。
紫外線カット率が高いなどの大きなメリットもありますが、デメリットもあるため岩場のある険しい山や高山には向かないです。
ハイキング程度の低山登山で麦わら帽子をかぶるのには問題ないでしょう。
登山におすすめの麦わら帽子3選
デメリットがあり登山には持っていきずらそうな麦わら帽子。
しかし、そんなデメリットを無くし、登山にかぶっていける麦わら帽子がありましたのでご紹介していきます!
THE NORTH FACE(ザ ノースフェイス)
HIKE HAT
さすがは大手アウトドアブランドTHE NORTH FACE(ザ ノースフェイス)、登山でも使える麦わら帽子が出ています。
天然素材の麦わら帽子とは違いますが、機能的なリサイクルポリエステル素材を使用しながら、ナチュラルな風合いのストローハット。
内側に面ファスナーのアジャスター付きでフィット感の調整が可能になっており、コンパクトに丸められるので持ち運びも容易で、取り外し可能なあご紐付きと登山で麦わら帽子を使う時の弱点を完全に克服したアイテムになっています。
SIGGI(シッギ)
ストローハット
つばは短めだが、紫外線カット率は99%以上あり頭皮の日焼けの心配がいらないストローハット。
折りたたむことが出来るので、型崩れを気にせずザックに収納して持ち運べとても便利です。
洗濯機洗いが可能なので、汗を大量にかく登山においてお手入れ簡単なのが嬉しいポイントです。
田中帽子
ブルーノ 日本製 麦わら テンガロンハット
職人が1つ1つ手作りしている田中帽子の麦わらのテンガロンハット。
折り畳めないので持ち運びには不便ですが、つば広タイプなのでしっかりUVカットをしてくれ、あご紐やサイズ調整テープがついているので風で飛ばされる心配もありません。
カウボーイがかぶっているようなデザインと革ベルトがオシャレで、ハイキングや低山登山でかぶっていきたいアイテムです。
まとめ
以上、登山にかぶっていける麦わら帽子の紹介でした!
デメリットがありなかなか登山には持っていきづらいですが、今回紹介したものは登山でも使いやすいものになっています。
まずは低山で試してみてはいかがでしょうか?
それでは、おしまい!
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