夏は絶好の登山シーズンであるが、虫も活動が盛んな時期。
「夏に登山に行きたいけど、虫が嫌だから行けない…」なんて方もいるのではないでしょうか。また、登山で出会う虫はうっとうしいだけでなく、吸血したり刺してくる可能性も。
そんな虫たちから身を守り、快適に登山をするのに虫除けは必須アイテムです。
虫除けと言ってもたくさんの商品が販売されており、どれを選んだ良いかわからないという方も多いかと思います。
そこで今回は、登山で出会う虫に対して効果のある成分なども紹介しつつ、登山に持っていきたい虫除け全7アイテムを紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
- 強めに効かせたいなら→ディートを30%配合したサラテクトミスト リッチリッチ30(12才未満は使えません)
- 子供と一緒に使うなら→年齢制限のないイカリジン配合の天使のスキンベープ
- 香りや使用感を優先するなら→天然由来の虫除け(比較表でまとめてチェック)
成分の違いや価格まで比べたい方は、このあとの解説と比較表もあわせてご覧ください。
登山に持っていく虫除けの選び方
一般的な外出とは違い、登山は自然の多い場所で行うアクティビティです。
普段、私たちが虫除けをする理由の大半は「蚊に刺されないため」だと思います。
しかし、山にはその蚊は少なく、ヤマビルやマダニ、メマトイといった、あまり目にしないような害虫が多く存在し、その虫からの被害を抑えるために虫除けをしていきます。
そのため、登山で使う虫除けを選ぶ際は山にいる害虫に効果があるのか、内容成分や濃度といった点を気にする必要があります。
①内容成分と濃度
虫除けは内容成分によって、忌避※効果のある害虫が変わってきます。また、濃度によって効果の持続時間も変わりますので、目安にして使うと良いでしょう
※忌避とは、「嫌って避ける」という意味。
ディート

ディートは日本で50年以上、世界で最も多く虫除けに使用されている化学成分です。
蚊、マダニ、ヤマビル、ブユ(ブヨ)、アブ、イエダニ、ノミ、トコジラミ、サシバエ、ツツガムシ
蚊やマダニなどメジャーな害虫のほかに、ヤマビルやブユ(ブヨ)など、登山で出会うような害虫にも効果を発揮してくれます。
アブやブユ(ブヨ)は見た目も症状も似ていますが、実は別の虫。刺されてしまったときの見分け方や対処法はこちらの記事で詳しく解説しています。
ディートは毒性が低いとされていますが、高濃度での使用は稀に神経障害や皮膚炎を引き起こす可能性があるとされており、日本では濃度30%までに制限されています。
厚生労働省からは「濃度表示の義務化」や「小児(12歳未満)への使用時の制限」などの通達が出ています。
小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用はしないこと。
引用元:厚生労働省
・6ヶ月未満の乳児には使用しないこと。
・6ヶ月以上2歳未満は、1日1回
・2歳以上12歳未満は、1日1〜3回
この年齢制限は虫除けに使用されているディートの濃度によって変わってきます。濃度別の年齢制限、および持続時間の目安は以下の通りです。
| 分類 | 濃度 | 持続時間の目安 | 年齢制限 |
|---|---|---|---|
| 防除用医薬部外品 | 10%以下 | 約3〜4時間 | ・6ヶ月未満の乳児には使用しないこと。 ・6ヶ月以上2歳未満は、1日1回 ・2歳以上12歳未満は、1日1〜3回 |
| 第2類医薬品 | 12% | ||
| 30% | 約5〜8時間 | 12才未満は使用しないこと |
濃度が高ければ1回の使用で長時間の効果を保つことができるため、何度も塗り直すのが面倒な方には高濃度のタイプがおすすめです。(ただし、登山ではたくさんの汗をかき効果が落ちやすいため、高濃度でも塗り直すことを推奨します。)
肌の弱い方はパッチテストを行って、肌トラブルが無いことを確認してから使用すると良いでしょう。
イカリジン

イカリジンとは、1980年代にドイツで開発され、日本では2015年に認可されたばかりの虫除け成分です。
上述したディートには年齢制限や回数制限がありましたが、イカリジンにはその制限がなく、安心して使うことが出来ます。
| 分類 | 濃度 | 持続時間の目安 |
|---|---|---|
| 防除用医薬部外品 | 5% | 約6時間 |
| 15% | 最大8時間 |
イカリジンもディートと同じく、使用している濃度が高い商品ほど持続時間が長くなっています。
蚊成虫、ブユ(ブヨ)、マダ二、アブ
ただし、ご覧の通りイカリジンの効果がある害虫は4種類と少ないです。
基本的な登山ではイカリジン使用の製品でも全く問題ありませんが、藪漕ぎを多くする場合や、マダニ・ツツガムシが心配な山域に行く場合は、対象害虫の多いディートを使用した製品の方が良いでしょう。
また、ディートは顔には使用できませんが、こちらは顔への使用も可能ですので、使い分けても良いと思います。
天然由来成分

天然成分の虫除けには植物(主にハーブ)の精油が使われています。ハーブに含まれる天然由来の成分には虫が嫌がる香りがあり、古くから虫除けとして使われてきました。
この植物のみで作られたオーガニックな虫除け、いわゆるアロマ虫除けスプレーは人にも環境にも優しいのが特徴です。
また虫除け効果以外にも、香りでリラックスできたり清涼感があったりと、虫除け独特の使用感(匂い)が苦手な人でも使いやすいのが魅力です。
ラベンダー、ゼラニウム、レモングラス、ハッカ(ミント)、シトロネラ、ユーカリ、ローズマリー、ティーツリーなど
ハーブの虫除け効果は未だ正確には分かっていないようですが、主に蚊やダニ、ハエやゴキブリなどに効果があるとされています。
虫はこれらの植物の香りを嫌って逃げて行くので、香りを持続させる必要があります。アロマの虫除けを使用する際は、こまめにスプレーし直しましょう。
②携行性

市販の虫除けスプレーは、50ml程度の持ち運びに適したサイズから、200mlほどの大容量タイプまで、さまざまな容量の商品が展開されています。
登山では荷物が増えると体への負担が大きくなるので、なるべく重量を減らしたいところ。また、虫除けの使用頻度は比較的少ないので、登山に持って行く際はせいぜい100ml、出来れば100ml未満のコンパクトサイズがおすすめです。

また、スプレーボトルの形状も主に霧吹き型(ピストルタイプ)と、指で上から簡単にプッシュするフィンガースプレータイプの2種類があります。
ピストルタイプはザックの中で引っかかったり、パッキングがしづらい点が挙げられますので、フィンガースプレータイプを選ぶと良いでしょう。後ほど紹介するジェルタイプも、かさばらず持ち運びには便利です。
③タイプ
虫除けにはさまざまなタイプがあります。
ミストタイプ

液体の虫除けを霧状で噴射するタイプで、1回の噴射量が、使いたい部位に吹き付けられるのが便利。その分、露出した部分全てに塗るのは手間がかかり、塗りムラを無くすには手を使うことにもなるのがデメリット。
ガスの力で噴射する「エアゾールタイプ」の弱点である、吸い込んでしまうリスクも低いので、子どもにも使いやすいです。
ミストタイプの容器は軽量かつ残量が見えるプラスチックの商品がほとんどで、登山に持って行きやすいアイテムが多く販売されています。
エアゾールタイプ

ガスの力で噴射し、広範囲に一気に塗ることが出来るエアゾールタイプ。その勢いのおかげでムラなく付けられるのがメリット。その代わり、1回の噴射量が多いため吸い込む可能性があり、むせてしまうことがあります。
ガス入りの容器なため、飛行機内に持ち込むことができないので注意しましょう。
ジェルタイプ

手に取ってから使うことタイプの虫除けで、塗り残しやすい部位も難なくカバーでき、塗りムラを無くせることがメリット。吸い込む危険性もないので、安心して使うことが出来ます。
手がベタつくこと、服の上から使用出来ないので行動中に使用するのには少し難があります。
上記の3つ以外にも、ローション、ロールオン、シートタイプの虫除けもあります。
7商品を一覧で比較する
ここまでの内容を踏まえて、次に紹介する7商品を成分・濃度・価格で並べました。「1mlあたりの価格」は、内容量と価格から今回こちらで計算したものです。容量が違う商品同士でも、割高か割安かの目安になります。
| 商品 | 成分 | 濃度 | メーカー表示の持続時間 | 年齢制限 | タイプ | 内容量・価格帯 | 1mlあたりの価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| サラテクトミスト リッチリッチ30 | ディート | 30% | メーカーは5〜8時間としています | 12才未満は使用不可 | ミスト | 200mL・635円〜 | 約3.2円〜 |
| 天使のスキンベープ(ミスト) | イカリジン | 15% | メーカーは最大8時間としています | なし | ミスト | 60mL・571円〜 | 約9.5円〜 |
| 天使のスキンベープ(ジェル) | イカリジン | 15% | メーカーは最大8時間としています | なし | ジェル | 40g・1,242円〜 | 約31.1円 |
| アウトドアボディスプレー エクストラ&ハッカ | 天然由来 | 表示なし | メーカー表示なし | 表示なし | ミスト | 100mL(50mL×2)・2,871円 | 約28.7円 |
| プレシャワーDF ミスト プラスハーブ | イカリジン | 5% | メーカーは概ね6時間としています | なし | ミスト | 200mL(100mL×2)・1,850円 | 約9.3円 |
| アロマガードミスト | 天然由来 | 表示なし | メーカー表示なし | 新生児から使用可と記載 | ミスト | 35mL・990円(単品) | 約28.3円 |
| アウトドアUV ナチュラルカラー | 天然由来(日焼け止め兼用) | 表示なし | メーカー表示なし | 表示なし | スティック | 10g・3,300円 | 約330円 |
| ハッカ油 | 天然由来 | 原液100% | メーカー表示なし | 表示なし | 原液(希釈して使用) | 20mL・381円 | 約19.1円 |
※価格は2026年8月時点の実勢価格帯です。ネット通販は販売店や在庫状況によって変わるため、購入前に各リンク先で最新価格をご確認ください。天使のスキンベープ(ジェル)とアウトドアUVは重さ(g)あたりで換算しています。年齢制限の詳細は上の表をご参照ください。
登山で使いたいおすすめの虫除け7選
ここからは、先に説明した選び方に則ったもの、実際に使って効果の高かった虫除け全7アイテムを紹介していきます!ぜひ参考にしてみてください。
アース製薬
サラテクトミスト リッチリッチ30

日本で認められている上限いっぱい、ディートを30%配合した虫除けスプレー「サラテクトミスト リッチリッチ30」。蚊、ブユ(ブヨ)、アブ、マダニ、ツツガムシ(刺されると高い熱が出ることのある小さなダニ)、ノミ、イエダニ、サシバエ、トコジラミ(ナンキンムシ)に対して、忌避の効果が認められた第2類医薬品です。
売り場に並んでいる虫除けの多くは「医薬部外品」ですが、これは一段上の「医薬品」。ディートの濃度が高いぶん、薬として扱われています。
今回紹介する中で、いちばん強く効かせられる1本です。メーカーは、1回の使用で5〜8時間もつとしています。
マダニが多い薮の中や、下草をかき分けて歩くような道に入るときは、これを付けておけば被害を最小限に抑えることができるでしょう。ツツガムシを避けたいときは、肌だけでなく靴やズボンの裾にも吹き付けてください。メーカーが指定している使い方です。
ガスを使わないミストタイプなので、吸い込んでむせる心配が少なく、付けたい場所に狙って付けられます。
ボトルは200mLの1種類だけで、60mLのような小型版はありません。そのかわり635円 ÷ 200mL = 1mLあたり約3.2円と、今回の7商品で一番安く済みます。シーズン中に何度も登るなら、これ1本で足ります。
※顔や首筋に使うときは、直接スプレーせず、一度手のひらに取ってから塗ってください。目や口のまわり、傷のある場所には使わないでください。
フマキラー
天使のスキンベープ

フマキラー株式会社から出ている天使のスキンベープはディートフリーで、潤水成分ヒアルロン酸Naも配合されている、赤ちゃんや肌の弱い方におすすめの虫除けです。
「イカリジン」を高濃度(15%)で配合し、虫よけ効果が最大8時間持続します。肌に優しいにも関わらず、蚊成虫、ブユ(ブヨ)、アブ、マダニ、イエダニ、トコジラミ、ノミ、ヌカカ、ヤマビルと適用害虫が多いのも◎。ヒルが出る山でも、この1本が足元まで守ってくれます。
ベビーソープの香りが心地よく、虫除けの匂いが苦手という方も使いやすくなっています。
蚊やマダニは虫除けのかからなかったわずかな隙間を刺してきます。
スプレータイプより塗りムラを減らすことができるジェルタイプも出ていて、こちらもおすすめです。
パーフェクトポーション
アウトドアボディスプレー エクストラ&ハッカ

アロマ虫除けスプレーとして長年ナチュラリストに愛用され続け、多くのアウトドアショップでも置かれている「パーフェクトポーション アウトドアボディスプレー」。
シトロネラ、ペパーミント、ユーカリ、ティーツリー、ニアウリなど、世界中から厳選した天然素材のみを使用して作られたオーガニックな虫除けスプレーです。
50mlとコンパクトで登山に持っていくのに最適なサイズです。
ディートやイカリジン不使用なので効果の持続時間は短め。汗をかいてしまうと匂い成分も落ちてしまうので、登山中に何回か塗り直すことをおすすめします。
植物由来ではありますがメントールやエタノールが入っており、刺激を感じる場合もあります。顔に直接吹きかけるのは避けた方が良いでしょう。
KINCHO
お肌の虫よけ プレシャワーDF ミスト プラスハーブ

KINCHOの「お肌の虫よけ プレシャワーDF ミスト プラスハーブ」は、有効成分イカリジンと天然精油のハッカ油を配合。ハーブの爽やかな香りとひんやりとした使い心地が特徴のミストタイプの虫除けです。
お肌に優しく何回でも塗り直しが可能。登山で汗をかいて効果が落ちたとしても、塗り直してサッパリ出来るのでおすすめです。
衣類にも優しい虫除け成分が使われているので、服の上からも気軽に使うことができます。
オーガニックマドンナ
アロマガードミスト

ユーカリ、シトロネラ、シダーウッド、レモングラスなど虫が嫌がる香りの天然成分をバランスよく配合したアロマガードミスト。
石油系、植物性アルコールやディート、防腐剤や着色料も不使用なので、新生児から大人まで安心して使用できるのがポイント。
オーガニック保湿成分98%でアロエベラ葉水が配合されているため、化粧水としての役割も果たしてくれ、乾燥しやすい登山では嬉しい商品になっています。
VIVO(ヴィーヴォ)
アウトドア UV ナチュラルカラー

「VIVO アウトドアUV」は商品名の通り、アウトドア専用の日焼け止め。
日焼け止めとして売られている商品ですが、昆虫忌避成分としても知られる“ペパーミント”と“ユーカリ”の精油をブレンドしているため、虫が近寄ってきません。爽やかで清々しい香りが、暑さを忘れさせてくれるのも嬉しいところ。
スティックタイプなので顔や首に塗りやすく、行動時の塗り直しも簡単に出来ちゃいます。腕などの範囲の広い部位に使うのはちょっと大変です。
日焼け止めとしてもSPF50+、PA+++の高い紫外線カット効果を持ちながらも、バラペンやアルコール、ディートを使用していないので肌にも環境にも優しいのが特徴。日焼け止めと虫除けが同時に行える一石二鳥のアイテムになっています。
ホワイトとナチュラルカラーの2色展開ですが、ナチュラルカラーは男性の肌にも女性の肌にも馴染む自然なカラーになっていておすすめです。
健栄製薬
ハッカ油

ハッカキャンディーなど、お菓子に使われるイメージが強いハッカ(ミント)ですが、その爽やかな香りには、蚊・アブ・ブヨ・ハチ・カメムシにとって忌避性があると言われています。上記で紹介したアロマ虫除けスプレーでもハッカが使われている商品がいくつかあったと思います。
ハッカ油は、化学物質が一切含まれていない天然成分由来なのでお肌に優しく、安心して使うことができます。
ハッカは香りが虫除けの効果を果たしてくれています。 ハッカ油の虫除けスプレーを使う場合は、香りが消えないようにこまめに付け直すことで、虫除けの効果を持続することができます。
原液のままので直接肌に塗布すると刺激が強く、肌荒れを引き起こす可能性があるので注意しましょう。
○ハッカ油の虫除けスプレーの作り方
引用元:健栄製薬
【用意するもの】
・ハッカ油……3〜4滴
・無水エタノール……10ml
・水……90ml
・スプレー容器
①無水エタノール10mlを準備して、ハッカ油を少量(3〜4滴)垂らして混ぜます。
②ハッカ油の量は、刺激が強くなり過ぎないように、少しずつお試し下さい。水を90ml入れて混ぜ合わせ、スプレーボトルに入れたらできあがり。
ここにレモングラスやラベンダーなどの精油を入れることで、さらに虫除け効果を高めながら、自分の好きな香りの虫除けスプレーを作ることが出来るのでおすすめです。ぜひ試してみてください。
ヒルが出る山に行くなら、これは別に用意する
丹沢や鈴鹿など、ヤマビルが出ることで知られている山があります。ヒルは足元から靴に取り付いて、ズボンの中を上がってきます。腕や首に虫除けを塗っても、ヒルが来るのはそこではありません。
手持ちの虫除けを靴や裾に吹いても効果はありますが、肌用は歩いているうちに落ちてしまいます。そこで使うのが、ヤマビル用の忌避剤「ヒル下がりのジョニー」。靴、ズボンの裾、袖口、襟元にスプレーして使います。液に粘りがあるので、歩いているうちに落ちにくいのが特徴です。
ディートを使っていないので、肌用の虫除けと成分が重なりません。地肌には吹き付けないこと、革の靴には使わないこと(シミになります)の2つだけ気をつけてください。
よくある質問
Q. 虫除けスプレーだけで虫対策は足りますか?
登山は汗を大量にかくため、スプレーやジェルは効果が落ちるのが早く、こまめな塗り直しが必要です。また、肌が弱くて虫除けを使いにくい、匂いが苦手という方もいます。
そうした場合は、虫除け成分に頼らず肌の露出そのものを減らす防虫ウェアを組み合わせる方法もあります。塗り直しの手間がなく、肌が弱い方でも使いやすいのが特徴です。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
Q. 塗り直しのタイミングはいつですか?
上の比較表にある「メーカー表示の持続時間」が過ぎたとき、または大量の汗をかいたときが目安です。行動時間が長い登山では、休憩のタイミングで塗り直すと管理しやすくなります。日帰り・小屋泊・縦走で何回くらい塗り直すことになるのかは、塗り直しのタイミングをまとめた記事で行動時間別に計算しています。日焼け止めとの塗る順番もそちらです。
Q. スズメバチにも効きますか?
ディートやイカリジンを配合した商品は、蚊・マダニ・ブユ(ブヨ)・アブなど(各商品の対象害虫は比較表・商品紹介欄を参照)が対象で、スズメバチへの忌避効果は確認されていません。ハッカの香りにはスズメバチへの忌避効果があるという報告もありますが、逆に香りの強いアロマ系スプレーがハチを引き寄せてしまうこともあり、注意が必要です。スズメバチに刺されないための行動や、刺されたときの応急処置はこちらの記事で詳しく解説しています。
Q. 子供でも使えますか?
成分によって異なります。上記で説明した通り、ディートには濃度に応じた年齢制限や1日の使用回数の制限がありますが、イカリジンにはそうした制限がありません。子供と一緒に使うことが多い場合は、イカリジン配合の商品を選ぶと管理がしやすいです。妊娠中の方は、念のため使用前に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
おわりに
以上、登山に持って行きたいおすすめの虫除け紹介でした!
登山中まとわりついてきたり、時には危害を加えてくる虫たちですが、しっかり対策をとることで快適に、そして安全に登山をすることが出来ます。
登山の虫対策において虫除けは欠かせないアイテムの1つですので、この記事を参考に自分に合ったものを選んでみてください。
汗をかいて塗り直すのが面倒、肌が弱くてスプレーが使いにくいという場合は、虫除けと防虫ウェアを組み合わせるのもおすすめです。肌の露出を減らすだけなので、塗り直しの手間を減らせます。
虫対策には、虫除けをすること以外にも重要なポイントがいくつかあります。こちらの記事もあわせて読み、万全な虫対策をして登山に行きましょう。

それでは、おしまい!









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