登山向けモバイルバッテリーのおすすめランキング15選 | 軽量・大容量モデルを多数ピックアップ!

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登山地図アプリやカメラ機能、Instagramなど、登山中でも使用する機会が増えたスマートフォン。

現代の登山においてスマートフォンは無くてはならない道具の1つになっていますが、それに伴って「モバイルバッテリー」の重要性も高まっています。

しかし、製品によって性能が異なり、種類も豊富なモバイルバッテリーはどれを選べば良いか迷うところ。

そこで今回は、登山におすすめのモバイルバッテリーを15商品ピックアップして、バッテリー容量別にランキング形式で紹介します。

日帰り登山から長期の縦走登山に使いやすいモバイルバッテリーを幅広く紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

※本記事では初めにランキングを紹介しています。まず自分に合ったモバイルバッテリーの選び方を知りたい方は、目次からジャンプできますので先にご覧ください。

目次

【バッテリー容量別】登山におすすめのモバイルバッテリーランキング

登山で活躍するおすすめのモバイルバッテリーをバッテリー容量別「5,000mAh」「10,000mAh」「20,000mAh」の3種類に分けて紹介していきます。

本記事では、登山で一番使いやすい10,000mAhのモデルから紹介していきます。

【日帰り〜1泊登山】10,000mAhモバイルバッテリーのおすすめランキング

登山で使える「10,000mAhモバイルバッテリー」のおすすめランキングを紹介します。

バッテリー容量と重量のバランスがよく、登山では1番使いやすいモバイルバッテリーです。

スクロールできます
商品写真商品名容量重量サイズ
(mm)
出力ポートカラー
Anker
PowerCore 10000 PD Redux 25W
10,000mAh約194g52×107×27USB Type-C×1、USB Type-A×1ブラック
SILICON POWER
Cell C10QC
10,000mAh約184g90.5x62x22.2USB Type-A×2、USB Type-C×1ブラック、ホワイト
エレコム
NESTOUT モバイルバッテリー DE-NEST-10000BE
10,000mAh約241g61×126×36USB Type-C×1、USB-A×1サンドベージュ、ブラック
Anker
PowerCore Slim 10000 PD
10,000mAh約212g149x68x14USB Type-C×1、USB-A×1ブラック、ブラウン、ホワイト、ブルー、ピンク
Coleman
モバイルバッテリー 10000mAh PD20W
10,000mAh約253g72×142×18USB Type-C×1、USB Type-A×1オレンジ、グレー、モスグリーン

1位:Anker | PowerCore 10000 PD Redux 25W | A1246012

iPhone14を2回フル充電できる大容量バッテリーを内蔵したAnkerのPowerCore 10000 PD Redux 25W

Type-Cポートは急速充電に対応しており、スマホなら約30分で50%の充電が魅力のモバイルバッテリー。さらに、Type-Aの出力ポートを1つ搭載しており、同時に2台のデバイスを充電できます。

厚みはありますが、コンパクトなサイズ感で持ち運びに便利です。雨蓋やサコッシュなど、スマホを取り出しやすい場所に入れておきながら充電することができます。

バッテリー本体への充電も早く、約2.8時間で満充電することが可能。

公共交通での移動や山行中にスマホを使う機会が多い人は持っておきたい、日帰りから1泊の登山で大活躍するモバイルバッテリーです。

商品名PowerCore 10000 PD Redux 25W | A1246012
容量10,000mAh
重量約194g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約52×107×27mm
出力ポートUSB Type-C×1、USB Type-A×1
カラーブラック

2位:SILICON POWER| Cell C10QC

SILICON POWERのCell C10QCは、大容量でありながらも手頃な価格で手に入るモバイルバッテリーです。

こちらも急速充電に対応しており、残量0%の状態から約30分で50%まで充電できる出力を持っています。

10000mAhのモバイルバッテリーでは珍しく、USB Type-A×2・USB Type-C×1の合計3口の出力ポートを搭載。これにより、3台同時に充電することができます。

スマホの他にアクションカメラを充電したい人や、グループ登山で仲間と共有する場合など、デバイスの充電はこれ1台で良さそうです。

USB Type-C to Type-Cケーブルと、USB Type-A toType-Cケーブルが付属しているので、別途ケーブルを購入しなくてもすぐに使えます。(iPhone15以前のモデルは別途購入が必要です)

商品名Cell C10QC
容量10,000mAh
重量約184g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約90.5x62x22.2mm
出力ポートUSB Type-A×2、USB Type-C×1
カラーブラック、ホワイト

3位:エレコム | NESTOUT モバイルバッテリー DE-NEST-10000BE

JIS保護等級IP67相当の高い防水・防塵性能と耐衝撃性を兼ね備えたアウトドア特化型モデルのモバイルバッテリー。

短時間の水没や岩への落下にも耐えうる強度があり、テント泊登山や岩稜帯、バリエーションルートに行く場合などのアクティブな登山シーンで大活躍してくれます。

1,800mAhのスマートフォンを約3.3回、3,000mAhのスマートフォンなら約1.9回充電可能です。1泊2日程度なら十分バッテリー容量を持ち合わせてます。

アウトドアギアに馴染むデザインもNESTOUTの特徴の一つです。電池残量がわかる5段階のLEDランプが付いており、数字による残量表示もあるため、充電の目安が非常にわかりやすいのも地味に嬉しいポイントです。

機能面や登山中の使いやすさはトップクラスですが、10,000mAhのラインナップでは241gとかなり重いためこの順位にしました。

ハードな登山をする人や50g程度の差なら気にしないという方にはおすすめのモバイルバッテリーです。

商品名NESTOUT モバイルバッテリー DE-NEST-10000BE
容量10,000mAh
重量約241g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約61×126×36mm
出力ポートUSB Type-C×1、USB-A×1
カラーサンドベージュ、ブラック

4位:Anker | PowerCore Slim 10000 PD

AnkerのPowerCore Slim 10000 PDは、10000mAhの大容量でありながらも驚くほどスリムで、持ち運びに便利なデザインが特徴のモバイルバッテリーです。その厚さは約1.4cmと非常に薄く、ザックにもすっぽりと収まります。

その薄さゆえ耐久性では心配な面があります。ハイキング程度の緩やかな登山や小屋泊登山を楽しむ人におすすめします。

薄型ながらもUSB-C、USB-Aポートの2口を採用しフルスピード充電が可能。さらに、イヤホンなどの小型電子機器にも対応する低電流モードも搭載されており、高い性能を持った商品です。

商品名PowerCore Slim 10000 PD
容量10,000mAh
重量約212g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約149x68x14mm
出力ポートUSB Type-C×1、USB-A×1
カラーブラック、ブラウン、ホワイト、ブルー、ピンク

5位:Coleman | モバイルバッテリー 10000mAh PD20W

大手アウトドアメーカーのColemanと多摩電子工業がタッグを組んで開発した防水・防塵に優れたモバイルバッテリー

IP67レベルの高い防水・防塵性能で水や粉塵の侵入を防ぎ、登山などの厳しい環境下でも使えます。

そんな耐久性に加え、モバイルバッテリーとしての性能も優秀。3,000mAhのデバイスであれば約2回の充電が可能で、USB Type-CポートはPD20wにも対応しているため、スマートフォンなどの急速充電も行えます。

落下防止用の滑り止めグリップやLEDライトも搭載されたりと、アウトドアの使用に適した設計になっています。

重量は約253gと、10,000mAhの商品の中ではかなり重くなっていますが、耐久性や性能面を考えるとアウトドアにおいては非常に便利な商品です。

商品名モバイルバッテリー 10000mAh PD20W
容量10,000mAh
重量約253g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約72×142×18mm
出力ポートUSB Type-C×1、USB Type-A×1
カラーオレンジ、グレー、モスグリーン

【日帰り登山】5,000mAhモバイルバッテリーのおすすめランキング

登山で使える「5,000mAhモバイルバッテリー」のおすすめランキングを紹介します。

軽量・コンパクトで持ち運びが便利な、日帰り登山向けのモバイルバッテリーです。

スクロールできます
商品写真商品名容量重量サイズ
(mm)
出力ポートカラー
Anker
PowerCore III 5000
5,000mAh約113g63×103×14USB Type-C×1、USB Type-Aブラック、ホワイト、ピンク、グリーン、パープル
エレコム
薄型コンパクトモバイルバッテリー DE-C37-5000
5,000mAh約110g63×12.7×92.5USB-A×1、USB Type-C×1ブルー、ダークグレー、グリーン、ピンク、ホワイトフェイス、ホワイト
エレコム
NESTOUT モバイルバッテリー DE-NEST-5000
5,000mAh約140g36×36×135USB Type-C(TM)×1 USB-A×1ブラック、サンドベージュ、グレー、マスタード、オリーブ
オウルテック
OWL-LPBMG5001-BK
5,000mAh約150g68×112×17.5USB Type-C×1ブラック
Anker
622 Magnetic Battery(MagGo)
5,000mAh約140g67×105×13USB Type-C×1ブラック、ホワイト、ブルー、グリーン、パープル

1位:Anker | PowerCore III 5000

モバイルバッテリーではお馴染みのAnkerが手がけるPowerCore III 5000は、卵2つ分ほど(約113g)の軽さと手のひらサイズの設計で、持ち運びに便利なモバイルバッテリーです。

小型ながらも3000mAh程度のスマートフォンを約1回充電できる十分なバッテリー容量を備えており、USB-CポートとUSB-Aポートを搭載しているため幅広いデバイスに対応可能です。2台同時充電もでき、グループ登山でも活躍しそうです。

温度管理・過電圧保護・ショート防止など、Anker独自の保護システムを多く搭載しており、信頼性の高いモバイルバッテリーです。

商品名PowerCore III 5000
容量5,000mAh
重量 約113g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約63×103×14mm
出力ポートUSB Type-A、USB Type-C×1
カラーブラック、ホワイト、ピンク、グリーン、パープル

2位:エレコム | 薄型コンパクトモバイルバッテリー DE-C37-5000

エレコムの薄型コンパクトモバイルバッテリーは、その名の通り厚さ約12.7mmとスマホと同等の薄さで、軽くて持ち運びに便利なモバイルバッテリーです。

見た目の薄さとは裏腹に、1800mAhのスマートフォンを約1.6回、3000mAhのスマートフォンを約0.9回充電できるパワーを持っています。

出力ポートは2つあり、2台同時充電が可能です。充電コードの使い分けが若干手間ではありますが、USB  Type-Cに対応している点は嬉しいですね。・重量は約110gと今回紹介する商品の中で最軽量です。

念のためにモバイルバッテリーは持っておきたいけど容量は必要なく、身軽で登山をしたいという人におすすめです。

商品名薄型コンパクトモバイルバッテリー DE-C37-5000
容量5,000mAh
重量約110g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約63×92.5×12.7mm
出力ポートUSB Type-A×1、USB Type-C×1
カラーブルー、ダークグレー、グリーン、ピンク、ホワイトフェイス、ホワイト

3位:エレコム | NESTOUT モバイルバッテリー DE-NEST-5000

アウトドアシーンでの落下からバッテリーを守るクッション構造と、JIS保護等級IP67相当の防水防塵性能を備えた、The・アウトドア向けのモバイルバッテリー。

10000mAhのランキングでも紹介した「NESTOUTモバイルバッテリー」シリーズの5000mAhモデルです。

軽くコンパクトなデザインでありながらも高い耐久性を誇り、日帰り登山に適したバッテリー容量になっています。

衝撃の強いトレイルランニングやファストハイクなど、短時間の行動で軽量性を求める登山時に持って行きやすいモバイルバッテリーです。

別売りのパーツを取り付けると、LEDランタンなどのアウトドアギアとしても使えます。

商品名NESTOUT モバイルバッテリー DE-NEST-5000
容量5,000mAh
重量約140g
サイズ
(幅×奥行×高さ)
約36×36×135mm
出力ポートUSB Type-C(TM)×1 USB-A×1
カラーブラック、サンドベージュ、グレー、マスタード、オリーブ

4位:オウルテック | OWL-LPBMG5001

スマホ向けアクセサリーを販売する国内メーカー、オウルテックが販売するOWL-LPBMG5001-BKは短時間でスマホの充電ができる高出力のモバイルバッテリーです。

バッテリー容量は5000mAhでiPhone14を1回フル充電ことができます。日帰り登山がメインの人なら十分な容量でしょう。

スマホスタンド付きとワイヤレス充電も可能で、3通りの使い方が魅力的。さらに、モバイルバッテリーとスマホを同時に充電できるパススルー充電機能も搭載されており、日常生活の使用でも大活躍してくれそうです。

豊富な機能を持つため価格はやや高めで、同じ容量の商品と比べて150gと重い部類に入りますが、登山だけでなく日常生活でもモバイルバッテリーを使いたい人にとって、おすすめの商品です。

商品名OWL-LPBMG5001
容量5,000mAh
重量約150g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約6.8×11.2×1.75cm
出力ポートUSB Type-C×1
カラーブラック

5位:Anker | 622 Magnetic Battery(MagGo) | A1614

MagSafeに対応しているAnkerの622 Magnetic Battery(MagGo)は、ワイヤレス充電機能とスタンド機能を兼ね備えた多機能モバイルバッテリーです。

出力ポートは1つのみですが、Type-Cポートを採用しているため比較的素早く充電することができます。

片手に収まるスリムなデザインと豊富なカラーバリエーションで、スマホに合ったものアイテムを選べるのも魅力です。

商品名622 Magnetic Battery(MagGo)
容量5,000mAh
重量約140g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約67×105×13mm
出力ポートUSB Type-C×1
カラーブラック、ホワイト、ブルー、グリーン、パープル

【長期縦走・宿泊登山向け】20,000mAhモバイルバッテリーのおすすめランキング

登山で使える「20,000mAhモバイルバッテリー」のおすすめランキングを紹介します。

20,000mAhは充電回数が多いのが特徴で、長期の縦走・宿泊登山向けのモバイルバッテリーです。

スクロールできます
商品写真商品名容量重量サイズ
(mm)
出力ポートカラー
SILICON POWER
C20QC
20,000mAh約324g63×135.5×23.5USB Type-C×1、USB Type-A×2ブラック、ホワイト
PHILIPS
大容量モバイルバッテリー DLP7721C
20,000mAh約365g95×136×27.5USB Type-C×1、USB Type-A×2ブラック
アイリスオーヤマ アイリスプラザ
モバイルバッテリー 黒
IPB-B2003P18-B
20,000mAh約360g63×155×23USB Type-C×1、USB Type-A×2ブラック、ホワイト
オウルテック
OWL-LPB20015-R
20,000mAh約340g60×150×26USB Type-C×1、USB Type-A×1ブラック、アッシュブルー
Anker
537 Power Bank
(PowerCore 24000, 65W)
24,000mAh約500g160x85x27USB Type-C×2、USB Type-A×1ブラック、ホワイト

1位:SILICON POWER| C20QC

3,000mAhのスマホなら約4回のフル充電が可能な超大容量モバイルバッテリーのC20QC

スマホやタブレットを急速充電できる高出力と、3台を同時に充電できる設計になっています。そんな高い性能を持ちながらも、安価で購入できるのが嬉しいポイントです。

サイズもコンパクトなため、荷物の多いテント泊や縦走時でも持ち運びやすいモバイルバッテリーになっています。

商品名C20QC
容量20,000mAh
重量約324g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約63×135.5×23.5mm
出力ポートUSB Type-C×1、USB Type-A×2
カラーブラック、ホワイト

2位:PHILIPS | 大容量モバイルバッテリー 20000mAh | DLP7721C

医療機器関連を販売するPHILIPSが手がける大容量モバイルバッテリーは、3000mAhデバイス4回分のバッテリー容量を持ち、急速充電にも対応しています。

やや厚みと重量感はあるので、登山には少し持って行きづらいです。山小屋がない山域での縦走時やロングトレイルなどでは活躍してくれるでしょう。

商品名大容量モバイルバッテリー 20000mAh | DLP7721C
容量20,000mAh
重量約365g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約95×136×27.5mm
出力ポートUSB Type-C×1、USB Type-A×2
カラーブラック

3位:アイリスオーヤマ アイリスプラザ | モバイルバッテリー 20000mAh | IPB-B2003P18-B

アイリスオーヤマのモバイルバッテリー 20000mAhは、大容量、高速充電、3台同時充電が可能な商品で、上記と同じような仕様のモバイルバッテリーです。

相違点は幅、厚みがコンパクトで持ちやすくなっているところ。選ぶ際はメーカーの好みによりけりです。

商品名モバイルバッテリー 20000mAh | IPB-B2003P18-B
容量20,000mAh
重量約360g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約63×155×23mm
出力ポートUSB Type-C×1、USB Type-A×2
カラーブラック、ホワイト

4位:オウルテック | OWL-LPB20015-R

3,000mAhのデバイスなら約3回程度の充電ができるバッテリー容量を持ったオウルテックのOWL-LPB20015-R

この商品の最大の特徴は、ノートパソコンでも高速に充電することが可能な出力です。Type-Cポートからの充電ではスマホもすぐに充電することができます。

また、バッテリー本体の充電も早く、約3時間でフル充電が可能です。

価格が高いこと、変換ロスが大きく容量に対して充電回数が少ないことがデメリットですが、スマホの充電が落ちやすい寒い環境でも高速で復活させるパワーのあるモバイルバッテリーです。

商品名OWL-LPB20015-R
容量20,000mAh
重量約340g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約60×150×26mm
出力ポートUSB Type-C×1、USB Type-A×1
カラーブラック、アッシュブルー

5位:Anker | 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) | A1379011

最後に紹介するのは、Ankerの537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)です。

こちらの商品は、これまで紹介してきた商品のバッテリー容量をはるかに超える24,000mAhの容量を持つモバイルバッテリーです。

iPhone 14を約5回、 MacBook Pro 13インチを1回以上充電できることが最大の特徴。その分、重さは約500gとペットボトル飲料1本分の重さがあり、登山にはなかなか持って行きづらい点も挙げられます。

通常の登山であればまず必要のない商品ですが、長期縦走・宿泊をしながらのYouTube撮影やInstagramへの投稿をする人にとっては、あると非常に嬉しい超大容量バッテリーです。

商品名537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) | A1379011
容量24,000mAh
重量約500g
サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約160x85x27mm
出力ポートUSB Type-C×2、USB Type-A×1
カラーブラック、ホワイト

モバイルバッテリーを防水ポーチに入れてスッキリまとめよう!

モバイルバッテリーには充電ケーブルも必要なのでゴチャゴチャしがち。ザックの中身はなるべくスッキリまとめたいものですよね。

専用ケース付きの商品もありますが、アクティブに活動する登山で必要な耐久性や防水性を備えたものはありません。

そこでおすすめなのがZepirionのガジェットを守る 防水 ガジェットポーチ

出典:Amazon

このポーチには、防弾チョッキにも使用される傷に強くタフで撥水性に優れた素材を使用しています。

止水ファスナーも備えているので、雨による電子機器の水濡れは心配いりません。

サイズ感もちょうどよく、モバイルバッテリーと充電ケーブルをまとめて入れておくのに最適です。

この商品にはS、Mサイズがあります。

5,000〜10,000mAhのモバイルバッテリーと充電コードのみを収納する場合はSサイズを選ぶと良いでしょう。

20,000mAhのモバイルバッテリーやiPhone Pro Maxシリーズをお使いの方、スマホとモバイルバッテリーなどを一緒に収納したい方はMサイズがおすすめです。

※購入前には必要なサイズを確認しましょう。

「そんなに雑に扱わないから耐久性のあるポーチはいらない」「軽量で済ませたい!」という方は、スタッフバッグやジップロックに入れてまとめておくと良いでしょう。

登山で使えるモバイルバッテリー選びに必要な5つのポイント

現在、様々な種類のモバイルバッテリーが販売されているため、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。

ここでは、登山で使えるモバイルバッテリーの選び方を5つのポイントに絞って解説していきます。

①バッテリー容量

登山で使うモバイルバッテリーを購入するときは、まずは登山の日数や使用シーンを考慮してバッテリー容量に焦点を当てて選びましょう。

登山日数や用途による目安

5,000mAhがおすすめ!▼

  • 日帰り登山
  • 念のために持っておきたい人
  • とにかくコンパクトなものがほしい人

10,000mAhがおすすめ!▼

  • 日帰り〜1泊登山
  • 登山アプリやInstagram、カメラをよく使う人
  • 公共交通機関で山にアクセスする人
  • とりあえずモバイルバッテリーが欲しい人

20,000mAhがおすすめ!▼

  • 2泊以上の宿泊、長期縦走登山
  • 複数台の電子機器を充電したい人
  • 長時間YouTube撮影をしている人

モバイルバッテリーの容量は「mAh(ミリアンペアアワー)」と表示され、大きく「5,000mAh」「10,000mAh」「20,000mAh」の3種類に分類されます。この数字が大きいほどデバイスをより多くの回数を充電できます。

しかし、モバイルバッテリーで充電する時には電力のロスが発生するため、表記されている容量分の充電ができるとは限りません。

一般的に、約30〜40%の電力をロスするとされており、5000mAhの場合、実際には3000mAh〜3500mAh程度しか充電できません。そのため、バッテリー容量が大きいデバイスを使用していると満充電できない可能性もあるので注意が必要です。

電力ロスを踏まえて、「スマートフォンを確実に1回は充電したい」という方は10,000mAhのモバイルバッテリーがおすすめです。

プラスα:自分が使っているデバイスのバッテリー容量を把握しておこう!

モバイルバッテリーに容量があるように、スマホなどの充電する側にもバッテリー容量があります。

最新のデバイスはバッテリー容量が大きいものが多くなっているため、5,000mAhのモバイルバッテリーではフル充電できないことも。そのため、最新モデルを使っている方は特に把握しておくと良いでしょう。

デバイスバッテリー容量(mAh)
iPhone 15 Plus4,383mAh
iPhone 153,349mAh
iPhone 143,279mAh
iPhone 133,227mAh
iPhone 122,815mAh
iPhone 113,110mAh
iPhone XR2,974mAh
iPhone X2,716mAh
iPhone81,821mAh
Zenfone 94,300mAh
Galaxy S23 Ultra5,000mAh
AQUOS sense74,570mAh
Xperia 1 V5,000mAh
Google Pixel 8 4,575mAh
Apple Watch Series 9 41mm/45mm282mAh/308mAh
GoPro Enduroリチャージャブルバッテリー1,720mAh

※お使いのデバイスが表にない場合は「商品名+バッテリー容量」と調べると出てきます。
※最大バッテリー容量は時間経過と使用に伴って減少します。

②重量(携行性)

モバイルバッテリーは容量が増えるのにつれて重量も増加します。登山では荷物が増えるとその分の負荷がかかるので、出来るだけ身軽に行動したいもの。

そのため、日数や使用頻度を考慮して最低限必要なバッテリー容量でなるべく軽いモデルにすることをおすすめします。

バッテリー容量別「重量の目安」

上記は今回のランキングで紹介している商品の重さです。各バッテリー容量ごとになるべく軽量な商品を選出していますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、モバイルバッテリーを選ぶ際は重量だけでなく携行性や収納性にも注目しましょう。

モバイルバッテリーには薄型のものやスティックタイプなど形状も様々です。

取り出しやすいよう、サコッシュやヒップベルトのポケットなどに収納したい場合は、よりコンパクトな商品を選ぶと良いでしょう。

③出力(W数)

モバイルバッテリーにおいては、出力(W数)も重要な性能になります。W数はデバイスへの充電スピードに関係し、一般的にこの数値が大きいほど充電スピードは速くなります。

登山中にサクッと充電できればが、充電器を付け外す手間もなくスマホやカメラがすぐに使えて便利です。

必要なW数は充電するデバイスによって異なりますが、スマホなら最低12w以上の出力が必要です。

さらに、急速充電を行う場合には18w以上が必要となります。iPhone 12以上のモデルの急速充電には、少なくとも20wが必要です。

急速充電に対応しているかはW数を確認する以外にも、「Quick Charge」や「USB Power Delivery(USB PD)」といった高速充電規格に対応しているかを確認すると分かります。

USBの高速充電規格

Quick Charge
最大18wの充電が可能な急速充電規格。Android搭載のスマホなどが対応しています。

USB Power Delivery(USB PD)
最大100wの出力を持つ最新充電規格です。多くは「USB PD」と略して表記されています。USB Type-C端子に対応しており、スマホ、タブレット、ノートパソコンなどが対応できます。

PowerIQ
ほぼ全てのスマートフォンやタブレットに対応することが出来るAnker独自の急速充電テクノロジー。Ankerのモバイルバッテリーに搭載されており、接続されたデバイスを自動的に認識し、デバイスに適した最大のスピードで急速充電を行うことが可能です。

これらの充電規格はモバイルバッテリーだけでなく、充電するデバイスとケーブルも対応している必要があります。iPhoneの場合、iPhone 8以降の機種はUSB PDに対応しています。

急速充電をしたい場合は、各電子機器が対応しているかチェックしておきましょう。

防水・防塵・耐衝撃

モバイルバッテリーにあると嬉しい機能として防水・防塵・耐衝撃性が挙げられます。

登山はアクティブな活動であり、急な天候の変化や岩稜帯、沢など様々な環境での活動が考えられます。また、歩行中にはモバイルバッテリーを誤って落とすリスクもあります。

精密機器であるモバイルバッテリーは外部からの衝撃には弱いため登山時には注意が必要です。防水・防塵性能と耐衝撃性を備えたモデルであれば、これらのリスクを軽減できて安心です。

しかし、アウトドアでの使用を想定したモバイルバッテリーの選択肢は限られており、他の商品と比較して重い傾向にあることも多いので、選ぶ際には重量と自分の荷物や登山スタイルを考慮して選ぶと良いでしょう。

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⑤複数同時充電機能

スマートフォンだけでなく、スマートウォッチやアクションカメラ、充電式ヘッドライトなども使用する人には、複数のデバイスを同時に充電できるモバイルバッテリーが便利です。

また、グループでの登山時にも同時充電機能は重宝されます。

複数のデバイスを同時充電したい人は、出力ポートが2つ以上ある商品を選びましょう。

出力ポートが2つ以上の商品は、異なる端子(主にUSB Type-cとUSB Type-A)を搭載していることが多いため、使用する充電ケーブルの端子には注意が必要です。

さらに、複数デバイスを充電する際には充電スピードが落ちてしまう商品もあります。より高性能で高速充電ができるモデルが欲しい人は、商品サイトやレビューをくまなくチェックして選ぶことをおすすめします。

登山でソーラー充電式モバイルバッテリーは使えるの?

宿泊登山や長期縦走時のモバイルバッテリーを選ぶ際、ソーラー充電式のモバイルバッテリーを検討する方もいるかと思います。

太陽光を利用して本体を充電できれば充電回数を気にしなくても大丈夫と考えるかもしれませんが、経験上、登山でソーラー充電式モバイルバッテリーを利用するのはおすすめしません。

主な理由は以下の3つです。

ソーラー充電式モバイルバッテリーのデメリット
  • 通常のモバイルバッテリーより重い
  • 太陽光だけでは期待しているほど充電できない
  • 本体を充電する際はザックに外付けが必要で危険が伴う

ソーラー充電式のモバイルバッテリーは、災害時やアウトドア向けに作られているため頑丈な設計の商品が多く、10,000mAhのモデルでも300g以上の重量があることがほとんどです。

宿泊登山では荷物が重くなりますので、モバイルバッテリーによりその重量が追加されるとさらに負担が大きくなってしまいます。

ソーラー充電式は太陽光で発電し、本体を充電できる仕組みが最大の特徴ですが、充電には相当の時間を要します。「ソーラーパネルはあくまでも補助的な手段です」とメーカー説明にも添えられていることが多く、10,000mAhをフル充電するなら50時間以上は必要とされています。

当然、夜間の充電は出来ないですし、縦走時にいつも快晴だとは限らないので本体への充電は安定しません。

さらに、樹林帯に入ってしまうと充電できない、常に太陽光が当たる角度にソーラーパネルを配置しておかないといけないなど、さまざまな問題点が浮かび上がってきます。

本体を充電をする上では太陽光を得るためザックに外付けしておく必要がありますが、岩や枝に引っかかり転倒や滑落のリスクが考えられるので非常に危険です。

これらの理由から、登山でソーラー充電式のモバイルバッテリーの使用はおすすめしていません。

モバイルバッテリーの取り扱いにおける注意点

モバイルバッテリーは精密機器であるため、取り扱いには注意が必要です。通常の使用環境とは違う登山では、より一層注意して使わなければなりません。

モバイルバッテリーを長く安全に使うためにも、以下の注意点を覚えておきましょう。

高温や低温下での使用は注意しよう!

モバイルバッテリーは熱や低温に弱い性質を持っています。そのような環境下で使用するとバッテリーの劣化につながる恐れがあります。

商品によって差はありますが、一般的に推奨される使用温度範囲は0℃〜40℃です。

直射日光の下で放置したり、火気の近くでの使用は避け、気温が低い場合は衣服やタオルで包むなどの対策をしておくと良いでしょう。

さらに充電をしながらスマートフォンを操作すると、両者が熱を持ってどちらのバッテリーにとっても悪影響になりますので、緊急時以外は触らないようにしましょう。

モバイルバッテリーをザックに外付けしての行動は危険

スマートフォンをすぐに取り出せるようにと、モバイルバッテリーをサイドポケットに入れたり、カラビナでぶら下げたりしたくなる気持ちも理解できますが、ザックへの外付けは非常に危険です。

岩や枝にぶつかって破損する恐れがあるだけではなく、飛び出した充電ケーブルの引っ掛けにより転倒や滑落のリスクも考えられますので、行動時のザックへの外付けは極力避けましょう。

バッテリー残量がゼロのまま放置しない

モバイルバッテリーのバッテリー残量をゼロのまま放置していると、過放電が起きてバッテリーが劣化します。

バッテリー残量がゼロになる前に本体の充電を行うこと、また、スマートフォンを充電する際もできるだけモバイルバッテリーの残量がゼロにならないように気をつけましょう。

以下の症状が見られた際にはバッテリーが劣化している可能性があります。使用を止め、適切に処分して早めに買い替えましょう。

バッテリー劣化が疑われる症状
  • 本体もしくは機器への充電が以前より遅い
  • バッテリー残量の減りが以前より早い
  • 使用時に高温になる
  • 膨張している・破損している
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