【登山用語】“尾根(おね)“ってなあに?意味を知って登山をもっと楽しもう!

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尾根とは、ピーク(頂上)とピークをつなぐ道すじ、また谷と谷に挟まれた山の1番高い部分の連なり(Wikipedia参照)と言った意味があります。

写真で見た方が分かりやすいので、いくつか参考に説明していきます。

鷲羽岳

上の写真は北アルプスの三俣山荘から鷲羽岳に向かう道の写真です。

赤い矢印が引いてあるところが“尾根”になります。矢印の部分が両側より高いので分かりやすいですね。

ちなみに登り始めあたりで右に逸れている道が見えるかと思いますが、山の斜面を横切るように道が通っていて、片側が山になっているので尾根ではありません。

谷川岳 西黒尾根
甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根「刃渡り」

これらの写真のように広い尾根もあれば、「やせ尾根」と呼ばれる両側が切れ落ちてナイフのような尾根もあったりします。

また、分かりにくいですがこの道も両側より高い部分に位置しているので尾根道です。

一般的に麓からピークに向かってのびる道を”尾根“ピークとピークをつなぐ道を“稜線“と使い分けられます。しかし、明確な違いは無くどちらも同じ“尾根道“です。

尾根筋は位置が把握しやすいため、登山道として利用されることが多いです。

有名な尾根には、日本三大急登される烏帽子岳の「ブナ立て尾根」、甲斐駒ヶ岳の「黒戸尾根」、谷川岳の「西黒尾根」があります。

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