尾瀬で水芭蕉の写真を撮るならここで決まり!オススメの水芭蕉撮影スポットをご紹介します。

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尾瀬は群馬・福島・新潟・栃木の4県にまたがり、900種類を超える高山植物が咲き誇る国立公園です。

尾瀬といえば唱歌「夏の思い出」の歌詞にも登場する「水芭蕉」の花。毎年5月下旬になると話題になり、多くのハイカーが水芭蕉を一目見ようと尾瀬を訪れます。

「せっかく見に行くなら美しい水芭蕉のある風景を撮りたいな…」

そう思う方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、広大な尾瀬国立公園の中でも「尾瀬ヶ原」というエリアに焦点を絞り、水芭蕉の撮影スポットをご紹介します。

この記事を参考に尾瀬へ行けば、美しい水芭蕉の写真を撮れること間違いなしです!

目次

水芭蕉の見頃はいつ?

尾瀬ヶ原での水芭蕉の見頃は例年5月下旬~6月初旬となっています。

尾瀬ヶ原は標高1400mに位置する高層湿原で、5月末でも木道や木陰に雪が残っていることがあります。

水芭蕉はそんな雪の中で冬を過ごし、雪解けとともに顔を見せる尾瀬の春の訪れを教えてくれる花です。

ですので、気候や雪解けの状況によって見頃は変動することがあります。

詳しく開花状況や見頃を知りたい方は、尾瀬保護財団のサイトやSNSで各所の開花状況を発信しているので、活用してみると良いでしょう。

写真を撮るならココ!水芭蕉の撮影スポット

尾瀬ヶ原にはいくつかの水芭蕉の群生地がありますが、今回はその中でも美しく撮れるスポットを2ヶ所ご紹介します。

①下ノ大堀

下ノ大堀

“これぞ尾瀬”という景色が見られる場所で、よくパンフレットなどで使われている尾瀬のビュースポットが「下ノ大堀」。

尾瀬のシンボルであり日本百名山の一つ「至仏山」と水芭蕉の群生が1つの画に収まる場所になっています。

☆ココがポイント!

湿原の枯れ草や泥の茶色が入らない構図

尾瀬での水芭蕉がある風景を見栄え良く撮るのは意外と難しいのです。

というのも、水芭蕉が咲く時期の尾瀬ヶ原は雪解けの後なので草葉の緑が少なく、上の写真のようにほとんどが枯れ草と泥でできた湿地となっています。

また、水芭蕉の群生地でも枯れ草の中に点在していることが多いです。

その点「下ノ大堀」は水芭蕉の群生地であり、水芭蕉以外の葉も生えていて茶色より緑が占める割合が多くなっています。

さらには群生地の間を下ノ大堀川が流れており美しく動きのある写真が撮れるのです。天気が良いと水面に青空が映りとても綺麗ですよ。

下ノ大堀へのアクセス

下ノ大堀へのアクセスは「鳩待峠」が一番近くて人気のルートとなっています。

またこのスポットは、パンフレットなどにも載っていないことが多いので気づかないと通り過ぎてしまうことも!?現地で撮った写真とともに紹介します。

☆下ノ大堀へのアクセス

鳩待峠~山ノ鼻:1時間

山ノ鼻~牛首分岐:50分

牛首分岐~下ノ大堀:10分

合計:約2時間

牛首分岐を竜宮十字路方面に歩いていくと、一本道だった木道が左手に分岐する場所があり、足元に上記の写真のような「下ノ大堀川ミズバショウ群生地」と書かれた標識が現れたらそこがゴールです!

見逃さないよう気をつけましょう!

②東電尾瀬橋近くの群生地

東電尾瀬橋近くの群生地

次は紹介している人が少ない個人的にオススメの穴場スポット!

それが、東電尾瀬橋の近くにある水芭蕉の群生地です。

☆ココがポイント!

「山×水芭蕉×木道」

こちらは至仏山と並び尾瀬を代表する日本百名山「燧ヶ岳」と水芭蕉、そして木道と尾瀬の魅力が詰まった1枚が撮れる場所となっています。

先ほどの下ノ大堀は川を挟んで水芭蕉の群生があるのですが、ここ東電尾瀬橋は木道脇に水芭蕉が咲き乱れています。

そのため、ローアングルから撮って水芭蕉をメインにしたり、目線の高さで全景を撮る構図など切り取り方が選べるのが良い点です。そして、水芭蕉以外の葉も生えていて緑が占める割合が多いのもポイントが高いです。

また、下ノ大堀は人気スポットとして紹介されており休日には多くの人で賑わい、撮影場所も狭いため写真を撮るのが困難なこともあるのですが、ここ東電尾瀬橋はどの登山口からも少し遠く、水芭蕉の群生地としてあまり紹介されていないので人が少なく、ゆっくり撮影出来るのが特徴です。

東電尾瀬橋へのアクセス

東電尾瀬橋はどの登山口からも少し遠くなりますが、鳩待峠から入るのが一般的となっているので、そちらから歩くルートを紹介します。

そしてこのスポットは下ノ大堀のように撮影場所があるわけでなく木道を歩いている時に見える景色なので、意識していないと通り過ぎてしまいます

パンフレットには「東電尾瀬橋」と記載されていることが多いので、そこを目標に行ってみてください。

☆東電尾瀬橋へのアクセス

鳩待峠~山ノ鼻:1時間

山ノ鼻~牛首分岐:50分

牛首分岐~ヨッピ吊橋:45分

ヨッピ吊橋~東電小屋:25分

東電小屋~東電尾瀬橋:5分

合計:約3時間

ヨッピ吊橋という橋を渡ってしばらく歩くと、トイレや水場もある「東電小屋」という立派な建物にたどり着きます。ここまで来たらあと少し!

ちょっとした山道に入りますが5分も歩けば、東電尾瀬橋に到着です!

頑張った後にはきっと、絶景のご褒美が待っていますよ。

ただし無理は禁物。東電尾瀬橋までは時間にして3時間ですが距離は8kmと長い道のりです。

尾瀬にはたくさんの山小屋があるので、1泊して水芭蕉とともに星空や日の出を楽しむのもオススメです。

さいごに:よき尾瀬ヶ原ハイキングを!

以上、尾瀬ヶ原で美しい水芭蕉のある風景が撮れる場所をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

ぜひ、これを参考にして尾瀬ヶ原ハイキングを楽しんできてください!

おしまい

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