【登山用語】“キレット”ってなあに?意味を知って登山をもっと楽しもう!

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キレットとは、山と山をつなぐ尾根の低く窪んだ部分(コル)がV字状に鋭く切れ込んだ場所のこと。

登山地図では「キレット」とカタカナで書かれているので外来語かと思う人も少なくないかもしれませんが、立派な日本語。漢字では「切戸(切処)」と書き、長野県の方言から来ています。

大キレット(北穂高岳から南岳方面を望む)

キレットは岩稜帯で難易度が高いルートであることが多く、毎年多くの滑落・死亡者のニュースがあがる。

主にキレットは、北アルプスにある「大キレット(北穂高岳〜南岳)」「不帰キレット(唐松岳〜白馬岳)」「八峰キレット(五竜岳〜鹿島槍ヶ岳)」の「三大キレット」のことを指し、どれも一般登山ルートとしては日本屈指の難易度を誇る。

滑落や落石などの危険が伴うほか、どのルートも写真のような岩場を4〜5時間歩くことになります。

初心者は歩く体力と集中力、岩場の歩行技術などの経験値を上げて、ヘルメットなど十分な準備をしてから臨みましょう。

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